フリーライターやコラムニストになるには、いったいどうしたらいいの???
それは、チョー簡単!!
自分から名のること……(笑)
……コレって、嘘じゃない!
ハッキリいって誰でも、どなたでもなれる!!
だってライターには資格もなければ検定テストもないからして、
勝手になることが可能。
物を書く人間は大学の文学部で勉強しなきゃイケナイってわけではない。
名刺に「ライター」と肩書を載せればもうあなたはいっぱしのライター(笑)
自信満々に堂々と名乗っても罪にも犯罪にもならない。
ただライターと職業を名乗るのは自由でも
お金には不自由……という図式になるハズ。
なぜなら、「私は、ライターです」といくら叫んだとこで
仕事や原稿依頼など来ないのが普通である。
ライターの名乗りをあげても仕事などない!!!
誰でもライターになれる、というよりも
”自称ライター”になら誰にでもなれるという方が正しいのかもしれない。
実体はどうあれ,自らこうだと称すことは自由であり
真偽はともかく、職業・肩書などを自分で称することは誰にでもできる。
……では”自称ではないプロのライターになるには”どないしたらいいのか?
”ライターもどき”でなく、”お金をもらえるプロのライター”になるにはどうしたらいいのか?
ここで「ライター、コラムニストになるための手段・9つ」を皆さんにお伝えしようと思う。
この話は長くなるので今回は4つ、
次回で残りの5つをお話しようと思う。
その1・勇気と馬鹿さがある人にオススメ!直接原稿を持ち込む!!
出版社や雑誌社を直接訪問し原稿や企画を持ち込む!
「私の書いた物を見てください!」と、編集部に乗り込んでみるという大胆な方法。
門前払いの確率は非常に高いが、(特に大手出版社は持ち込み不可のところが多い)
この熱意や熱烈なアプローチに
たまたま時間が空いた編集部の人が会ってくれることがなくもない。
ただ、原稿や企画書を送りつける(郵送)のだけはやめたほうがいい。
知らない人間の原稿をわざわざ開封するほど編集部は暇ではない。
「作家の○○先生」や「実績のあるライター」ならともかく無名の人間の書いた原稿をありがたがってくれる出版社などない。
たとえそれがどんな面白い記事や内容でも、だ。
出版社が欲しいのは良い原稿でなくネームバリュー!!
原稿や企画を送りつけたところでほぼゴミ箱行きだろう。
それならば勇気を出して潔く直接乗りもう。
これは実際、神崎桃子が一番最初に試した方法(笑)
自分が何を書きたいかが明確になっている人、
書きたいテーマやお題が決まっている人にはオススメだ。
この件についてはまた後日、詳しくお話したいと思う。
その2・「ライター募集のお知らせ」を探し応募しまくる!
実績や経験があるならともかく中途採用で未経験や初心者ライターを専属で雇ってくれるところはまずないに等しい。
しかし、フリーライターであればWebサイト等で募集しているところもあるので応募しまくってみるのもいいだろう。
ただ、サンプル記事で合否を決めるところが多いので、きちんとその媒体の特長を分析し、読者に求められているものを見極めることが必要となる。
またライター募集していない大手ポータルサイトであっても
”当たって砕けろ”精神で自分のプロフィールを添付し
問い合わせメールするぐらいの熱さは必要である。
未経験者や初心者が仕事を取るには情熱なくしては得られない!!のだ。
その3・交流会に行って名刺を配りまくる!
交流会に行きまくって「ライター名刺」をバラまく。
ただし、交流会といっても
「仕事が欲しい人たちだけの集まり」では意味がない。
交流会にどんな人が参加するのか
その集いにはどんな人が集まるのか事前にリサーチすることだ。
また交流会で気をつけたいのが
仕事が欲しいあまりに
図々しく出しゃばり過ぎないように!
人間関係の基本はギブ・アンド・テイク。
「仕事ください」のアピールが激しい人、己の利しか考えない人間はウザがられる。
あくまで、仕事をもらうよりも、
”自分を知ってもらう!”のが先である!!
「もしかして仕事をもらえたらラッキーかも……」
の心構えで望むべし。
その4・文章学校やライタースクールに通う!
文章学校やライティングスクールに通うのもひとつの手段ではある。
ただし、学校で学べばそのぶん文章力や筆力は磨けるかもしれないが
仕事をもらえるかどうかは別問題!!
ライティングの学校を卒業すれば
自動的にライターの道が開ける、就職できる、仕事がもらえるなんてことはまずない。
高い授業料出して何ヶ月も文章の学校に通っても
いつまでたっても「自称ライターのまま」の人もいる。
稼げるライターになれるかどうかは学校でなく本人次第。
ただし、その学校の講師陣に出版社や雑誌社の力のある編集さんや名の知れたコピーライターさんがいるのなら、
もし”自分を気に入ってもらえば仕事のひとつでももらえる”ということもあるだろう。
大奥に居る女達のひとりが将軍に目にかけてもらえるのと同じ道理!
目にかけてもらえる→つまり仕事をもらえる……ということは
仕事を与える(依頼する)側がその人間を気に入るか気に入らないかで全て決まる!
かわいいかかわいくないか(※これは外見の場合もあるし、中身の場合もある)
他の生徒と同じ授業料払って先生から”ご寵愛”をうけられたら勝ち組みだろう。
子どもの頃から先生には可愛がってもらってたとか、いつも特別扱いされてたとか、
先生に取り入るのが上手かったという人は
学校に入門するのもいいかもしれない。
ただし、将軍さまはいつもハーレム状態なのでいつまでかわいがってもらえるかは
わからない(笑)
クリエイティブなお仕事をされているお方は新しモノ好きだ。
……ということで
「プロライター、コラムニストになるための9つの方法」
の前半は終了である。
残りの方法は次号「その2」で!
コラムニスト・神崎桃子