『隣の芝生は青い』
とはよく言ったもので、何でも他人のものは非常によく見えるものである。
『隣の芝生は青く見える』
……だが、自分の芝生も他人から見れば十分青くみえる。(たいして青くなくとも)
そばにありすぎて、近すぎて見えないだけのだ。
とかく、女性はないものねだり、自分と他人を比較して羨ましがったりする。
”幸せ比べ”や”不幸比べ”をやたらしたがる。
(幸せって感じるもので比べるものじゃないんだけども)
以前書いたコラム記事で
というテーマで執筆したが
独身者対既婚者、両者ともにメリットとデメリットがあり、双方の言い分も相手の嫉ましいことも山ほど出てきて、原稿をまとめるのが大変だった(笑)
しか~~~し、
その記事を書いていて思ったのが、
「男性っていいぢゃん」
まさに男の芝のが青く見える!
……ということに気づいたのだった。
だって、男性は結婚してるとか、未婚とか、バツがついてることで、他人からとやかく言われたり責められたり羨まれたりやっかまれることは非常に少ない。
仕事も職場でも結婚しようが離婚しようが、
そのことで立ち位置がかわるとか、人の見る目が変わるとかは殆ど無い。
(※桃子は離婚した時、職場の男性上司からさんざん責められましたわ。しかも”朝礼”で部長に発表されたの。芸能人じゃないのに離婚会見?)
男性は結婚してもしなくても、
人とのつきあいかたも仕事のやり方も仕事の量も帰宅時間なども変わらない。
しかし、女性は結婚によってうんと左右される。
結婚したら、今までのような人付き合いも、生活の仕方も、仕事も
全く同じようになど出来ない。
離婚しても、そう。
とにかく生活が変わる。
一人で生きてくために仕事をはじめたり、
または同じ職場にいられなくなったりして仕事を変えなくてはならない。
男性は結婚しようが子供ができようが、離婚しようが、生活も職場も変わらない。
「ああ、もうこんな時間」
って慌てて仕事を切り上げたり、
「俺、結婚したから早く帰るわ~」
って飲み会を断ったりはしない。
だが、
男性は何も変わらなくとも女性は変わらざるを得ないのだ。
”イクメン”などという言葉がもてはやされメディアで騒がれてても
現実周りをどう見渡してもイクメンなどいるか?
(※イクメンとは家事や育児に積極的に参加する、育児を通して自分も成長する男性のこと)
いくら厚生労働省で、“イクメン”を奨励し“イクメンプロジェクト”を立ち上げても
まだまだ日本におけるイクメンの数はてんで少ないのが現状である。
結婚しても子供を産んでも、離婚しても事実上変わらなくてはならないのは女だけ
だからこそ男性は男同士で比べる必要などない。
“未婚 VS 既婚” の対立になることもなく
結婚してるかしてないか?とか
「独身はいいな~気楽で」
……などで羨むこともないのだ。
それこそ羨ましいではないか!!
結婚うんぬんにとらわれず伸び伸びしていられる。
仕事もプライベートも女性のように切り詰めなくともいいのだ。
今の日本で仕事を思いっきりやりたいなら
やはり男に生まれるべきだと桃子は思う(笑)
それに、
「今度生まれ変わったらどっちに生まれてきたい?」
というよくある質問に
「今度は男に生まれてみたい!」
「男になっていろいろやってみたい!」
という女性は多いが
男性が
「今度は絶対女!」
と即答する人はあまりいない。
(おねえ系の方は別)
「やっぱ、俺は生まれ変わっても男がいいなぁ~」
と答えるのだ。
男はやはり男のほうが断然得だと思っているのだ(笑)
やはり
『隣の芝は青い』は
『男の芝は青い』
アナタはどの立場?大反響だったコラム記事、三本立てはコチラ ↓
●未婚 VS 既婚 「どっちがいいの?」~独身者の言い分編
http://www.excite.co.jp/News/laurier/love/E1384495492300.html
●未婚 VS 既婚 「どっちがいいの?」~結婚してる人の言い分編
http://www.excite.co.jp/News/laurier/love/E1384499065670.html
●未婚 VS 既婚 「どっちがいいの?」~バツイチの言い分編
http://www.excite.co.jp/News/laurier/love/E1384503471814.html