神崎桃子・恋愛サプリ 2017年6月の処方箋
恋愛に疲れたあなた……
恋に挫けそうなあなた……
そんなあなたに勇気と希望を与え元気が出るサプリメント、
”神崎桃子恋愛語録・名言集”をお届けします。
「久しぶりの彼氏ができたのに!」恋愛ブランク女子 がやらかしてしまう失敗とは?
「やっとできた彼氏」「ひさしぶりの恋」……でも私大丈夫かな?
恋愛遍歴や男性遍歴を更新してきた人ならいざしらず、彼氏いない歴を更新してきた人には、久しぶりの彼を前にして失敗をやらかしてしまうこともあるかもしれません。
そんな恋愛ご無沙汰女子のために気をつけるべきことを伝授しましょう。
1・気合入れすぎ、作りすぎ、飾りすぎはダメ! いつも通りのあなたでいて!
・「彼女をデートに誘って待ち合わせ場所に行ったらまるで別人!いつも、ナチュラルメイクで制服姿しかみてこなかったからに余計に驚いた。メイクはコテコテだし、カワイイというより踏んづけてしまいそうなヒラヒラスカート……似合ってないし、気合い入れすぎ!!いつもの彼女じゃない。ムリしてお洒落したつもりなのか、それともギャップを狙ってるのか。僕は普段通りの彼女が良かった。しかも動物園に行く約束なんだからジーパンとスニーカでよかったのに……」(20代男性/公務員)
――恋愛初心者や恋愛ブランク女子がうっかりやってしまうのが、そぐわない服装。
よく恋愛指南書やモテ本には「男にはギャップを見せろ!」と書かれていることが多くとも、
相手をガッカリさせてしまえばモテのギャップではありません。
そもそもギャップというのは初めに印象が良くなかった人が好印象に変わることで効果が発揮されるのです。
「感じの悪いヤツと思ってたけど、よくよく話してみたらいいヤツで驚いた」という、それまで知らなかった側面をみたことで相手に対しての見方や考えがいい方向に変わることなのです。
「いつも冷たいと思っていた女性が自分に優しくしてくれた」なんていうギャップで男性は恋に落ちることもあります。
恋はこのように“得したこと”で生まれるのです。
もともと彼は普段のあなたに好印象を持って誘っているのですから、わざわざギャップを狙うことなどありません。普段通りで全く構わないのです。
自分をよく見せようするあまりに背伸びをしたり、いつもの自分じゃない自分を見せようとすると「え?こんな子だったの?」といい方向に展開するどころか彼を損した気分にさせてしまうのです。
2 下着は彼が想像通りのものを身につけること!
・「彼女と何度もデートを重ねてきた。タイミングを見計らってた俺はそろそろいいんじゃないかと『今夜、いい?』と誘ったら彼女は『……ウン』と手を握り返してきた。俺は天にも登るような気持ちで彼女をホテルへ誘導……。いよいよのところで彼女が履いていたのは人気キャラクターの綿のパンツ!!コドモか?一応コトは済ませたけど、男って彼女がどんな下着を身に着けててどんなふうなのかってことを想像してるから、めちゃガッカリ。自分の想像通りでいて欲しかった。白のレースだとか、淡いピンクのリボンとか……」
(30代男性/マーケティング)
・「彼女のことを清楚系女子だと信じてた自分。初めての夜に彼女がものすごくセクシーな黒の下着を身に着けてるのを見た瞬間ハンマーで殴られたような衝撃を受けた。そんなことはないと思うけど一瞬他の男の影を疑ってしまった。スポーツタイプも萎えるけどセクシー過ぎても萎える」(20代男性/広告)
――男性は彼女と結ばれるときに「初々しさ」や「恥じらい」「女らしさ」を求めています。男性にとってはそこが萌えポイントなのです。
ですから、彼と初めての時にお子ちゃまのようなキャラクターの下着やスポーティなボクサーショーツでは彼のテンションはダダ下がり。
また逆にヒョウ柄やブラック系は恋愛にこなれた女性がつけるカラーと言えます。
いい女を気取って黒のレースのランジェリーなど身にまとっていたら「え?この子、そんな場数踏んでんの?」「元カレの趣味?」などと疑われかねません。
下着ひとつで彼のあなたへのイメージは崩れてしまうのです。
女性の下着は男のロマンなのです。
下着だけはあなたの好みではなく、彼の想像通りのもの、彼が期待している通りのものを着けてあげましょう。
恋愛ご無沙汰女子はタンスの中に勝負下着が備わっていないことも多いものです。
あなたの引き出しには「彼に見られても大丈夫!」という自信のもてる下着はありますか?
彼から突然の誘いがあっても対応できるようにしておきましょう。
普段着けているヨレたものでなく、キレイなランジェリーを準備しておくのが恋する女のマナーというものです。
もちろん王道の白系統で「清楚さ」「純真さ」をアピール、ですよ。
3・自分に自信がないからって卑屈になってはダメ!
・「彼女は恋愛に奥手。男と付き合ったのはもう何年も前らしくて俺と付き合うときも『私なんかで本当にいいの?自信ない』って不安そうだった。そんな控えめで謙虚なとこもカワイイかなと思ってたんだけど……。でもなんに対してもすぐ謝ってくるのには辟易してる。『ごめんね。怒った?』『ごめんね。私がトロいから』『私はどうせダメダメだから……』『私みたいなのにはどうせムリだから……』なんてことを言ってばっか。LINEでも俺が返信しないと『ごめんね。忙しいときにLINE送っちゃって……気にしないで』とか『ゆうべのアレは忘れてください。てへ……』とか謝まりスタンプが来る。恋愛が久しぶりだとのびのびできないのかな。なんかいつもいじけてる彼女といてもつまんないよ」(30代男性/事業統括)
……恋愛ブランク女子がやらかしてしまうのが彼に嫌われたくないあまりに必要以上に相手の顔色を伺ってしまうこと。
久しぶりの恋には確かに不安はつきものです。
でもその自信のない卑屈な態度こそ彼にとっては「重い」のです。
「怒ってる?」「ごめんねごめんね」「どうせ私なんか……だよね」というネガティブワードは「相手から嫌われたくないから」「相手を好きすぎるから」こそ口に出てしまうことかもしれません。
しかし、彼はあなたに謝られてもちっとも嬉しくなどありません!それどことかどんよりしたやるせない気持ちになるのです。人が吐き出す言葉は相手にも伝染するのです。
逆にあなたが彼からいつも「ごめんねごめんね」と言われていたらどうでしょうか。
「どうせ俺なんて……」なんて口にされたら、とっても苦しくなるはずです。
彼は好きで付き合っているのにも関わらず、あなたが必要以上に自分を卑しめていれば失望します。
彼はあなたを選んだのにそんなにも自信がないとなると選んでくれた彼自身をも否定することになるのです。
卑屈なのと謙虚なのは違います。
自信のないおどおどした態度は相手に不愉快な思いしか与えないのです。
つねに自分の顔色を伺われるよりも彼女がいつも笑顔でいてくれる方が彼には断然心地好いのです。
【大事なのはあなたがその恋を楽しむこと】
久しぶりの彼であろうと、何度目かの恋愛であろうと、何より大切なのは二人の時間を楽しむことです。
恋愛はそれ以上に優先させることなどありません。
彼はあなたが嬉しそうにしていれば彼も嬉しいのです。
あなたが笑えば彼だって笑ってくれます。あなたが楽しそうにしていたら、彼も楽しいのです。
恋愛平和条約のための一箇条は「楽しむこと」なのです。
★久しぶりに彼氏ができた恋愛ブランク女子がやらかしがちな失敗とは?~より
https://laurier.press/i/E1498542741628
2017/6/29
不倫する男が「もう妻のことは女として見ていない」と言いながらも、離婚しない理由とは?
- 略奪愛なんて成立しない!だって男は離婚なんてしないから……
芸能人のゴシップしかり、ドラマも映画も“不倫ネタ”は永遠のテーマ。
しかし、不倫が珍しくない昨今にあっても、どんなに激しく愛し合おうとも男は妻とは別れない……。
多くの不倫男は「妻とはうまくいっていない」「もう妻は女ではない」とかなんとか言っちゃってそのままぬくぬくと奥さんとの暮らしを平然と保っているものだ。
なぜ不倫の恋をしている男が離婚しないのか今日はそこに言及してみた。
- 「誰と結婚しても同じ」と思っているのが男
・「結婚しても男と女が存在する限り別の誰かを好きになってしまうのは仕方ないことなんじゃないの?ただ、これだけは言える。好きな女ができたからって離婚してその相手と結婚して、また別の女ができたらまた離婚して……なんてこと延々とやってられないよ(笑)それに誰と結婚してもそんなに違いはないしね。だから離婚して別の女と結婚しても無駄。どんなに好きな相手でも結婚したら変わるからね」(46歳男性/飲食店経営)
――不倫男はどんな女と結婚しても同じ結果になることを知っているのだ。
たとえ大恋愛をしたとしても結婚したら男と女ではいられなくなる。結婚は恋愛ではなく生活だからだ。
今どんなに好きな女であろうと結婚したら口うるさくなり文句を言い出すようになる。互いの不満は必ず出てくる。
どうせ誰と結婚しても辿る道が一緒なら離婚なんて無意味!そんなことでエネルギーを消耗するのは馬鹿げてる……ってワケ。
妻からしたら夫は“金を引き出せるATM”でしかなくなり、そして夫から見たら妻は“食べ物を出してくれる冷蔵庫”のような存在になるのである。
- 「責任のない場所」「逃げ場が欲しかっただけ」
・「仕事や家庭とは別に責任とかプレッシャーのない空間や居場所が男には必要なんだよね。ストレスや現実から逃れたいからこそ男は酒を飲んで酔ったりパチンコや賭け事にハマったりするんじゃないの。今の自分にとっては彼女の部屋こそ避難場所。奥さんと違っていつも優しくしてくれる(笑)」(43歳男性/金融関係)
・「ときどき逢う相手だからこそ、ドキドキワクワクする。毎日じゃないからいいんだよ。会えた時の興奮は高まるし激しく求め合える。女性だって俺の立場を承知で楽しんでるんだからお互いさまでしょ。責任やしがらみのない関係は最高」(38歳男性/IT)
――男だって夢をみていたい……。不倫の恋は非日常だからこそ燃えるのだ。
安全パイのオッサンでなく生涯現役でいたいのが男というもの。
自分を男として受け入れてくれる場はいつだって持っていたいのだ。
しかも「俺が家庭を持っているのは承知の上」での関係なら何度愛し合おうと「責任とってよ!」なんて相手に問われることもない。
まさに夢のような都合のいい恋愛。
- 「妻はちゃんとやってくれているから」
・「彼女には『説得してるんだけど妻が離婚に応じてくれない』って誤魔化してるけど、離婚なんて面倒なことはまっぴらゴメン!慰謝料だの、家のローンだの、さまざまな契約の変更だの、考えただけで恐ろしいよ。今の生活を手放す気なんてさらさらない」(42歳男性/コンサル業)
・「離婚?そんなことでこれまで築き上げてきた社会的な立場や職場での評価はおとしたくない。それにヨソに女がいても嫁をキライになったわけじゃない。嫁は家のこともよくやってくれてるし、俺の親の面倒もよく見てくれるから非常に感謝している。いうなれば嫁には恋してないけど生活になくてはならない存在。家庭を守ってる妻のおかげで今の生活が成り立ってる。そもそも、愛人と女房は別の次元」(45歳男性/貿易)
――「離婚?時期をみている」なんて愛人には言い訳しながら「離婚なんてそんな面倒なこと全く考えてない」のが男の胸の内。
たとえ不倫がバレて妻から離婚を突きつけられたとしても男は離婚になど応じない。
それどころか『俺が悪かった』と必死に申し開きをして土下座するのだ。
男が何より守りたいのは体裁。
離婚なんぞしたら職場では「女作って離婚!」と脚光を浴び、「妻を見捨てた男!」として非難を浴び、信用はガタ落ち。そんなリスクを背負うことなどできない。
そもそも奥さんが家事を放棄して遊んでいるよう愚妻であれば離婚ということにもなるだろうが、きちんと任務を果たしているなら「他に女ができたから」なんて言えるはずなどない。
そう、妻は何も悪いことはしてないのだ。
現に家庭がめちゃくちゃ出ない限り離婚して人生やり直す必要などない。
不倫男の家庭は案外円満。
「妻とはうまくいっていない」でなく、妻はちゃんとやっている人なのだ。
-
不倫男のポリシーは「エッチは外で」「セックスは家庭に持ち込まない主義」
不倫男は今の生活を壊さずに愛人とイチャイチャを楽しみたいだけ。
“妻より愛人を選ぶ男性”などそれこそ奇特!
“奇特”とは珍しいとか特殊なだけではない。感心な行い、けなげ、殊勝なのである。
「君のことは浮気じゃなくて本気なんだ!」と言いながら奥さんと本気で別れ話をしている男など皆無に等しい。
離婚することに抵抗のない男性がいるとしたら、よほど波乱万丈の人生や崖っぷちに追い詰められることが好きなM気質だろう。
男は決して自分に不利になるような決断は下さない。
不倫男は最後にちゃんと妻の元へ戻る。これぞ不倫の王道なのである。
★不倫男が「もう妻のことは女として見ていない」と言いながら離婚しない理由とは?【神崎桃子の恋愛指南 #12】~より
2017/6/28
「そのうち好きになれると思ったのに……」恋愛ナシでの結婚がうまくいかない理由
前回は、恋愛感情を持てない相手「あなたのことはそれほど……」な人との結婚について
のコラムを書いた。
“それほど好きじゃない相手”でも性格やライフスタイルが合うならそこそこ楽しい結婚生活を送ることもできるということが判明した。
今回は逆に「恋愛ナシで結婚し後悔している女性たち」の話を元に書いてみた。うまくいかなかったその理由を追求したので前回のものと対比してほしい。
“幸せな結婚生活に必要なものは何か”を一緒に探っていこう!!
- 恋愛ナシ婚で失敗~「努力では人を好きにはなれない」
・「自分が40目前という年齢が結婚に拍車をかけました。知人の紹介で見合いし、相手は自分の好みではありませんでしたが、『すぐにとは言わない。一緒に生活していくうちに徐々に好きになってくれたらいいよ。それにあなたに愛してもらえるように僕も頑張るから……』と言われその真摯な気持ちに応ようと結婚しました。でも、好きって感情は努力して生まれるものでもないし、努力して人を好きになるのもなんだかおかしな話ですよね。そんな中、私に好きな人が出来てしまいました。主人にはどう努力してもダメだったのに他の人にそんな感情が芽生えてしまうとは……。結婚、早まったと後悔してます」(40代女性/エステ)
・「自分が好きというよりも“自分のことをすごく愛してくれる人、大事にしている人と結婚したほうが幸せになれる”と信じてました。でも、彼が尽くしてくれればくれるほどプレッシャーとなってしまい、相手が自分を想ってくれるようには相手を愛せない自分に罪悪感が募り、好きになろうと努力している自分にも嫌気がさして……。相手にもそれが伝わるものですね。次第に『俺はこんなに愛してるのに』と責められ苦悩の日々……。離婚が成立するまでもすごい時間がかかりホトホト疲れました。そんなに好きじゃないけど、彼がすごく愛してくれるから……なんて結婚すると痛い目みますね」(30代女性/衣料)
――誰かを愛するのに、意気込んだり、力まなければ出来ないことだとしたらそれは間違いだ。
恋愛は“いつの間にか”そうなってしまう流れのようなもの。……だからムリにそうせざるを得ないように仕向けたところで心はいうことを聞いてくれない。
恋や愛は自発的なもので決して強制的なものではない。
相手から何かしてもらうことで生まれるのは愛でなく自分の利でしかない。
恋は下に心があるから「下心」、愛は真ん中に「心」があるから真心。
「愛は真心、恋は下心」という俗説は理にかなっているといえるだろう。
筆者が常々思うのはどちらも“心がなせる技”ということ。
それらの気持ちは自然にわいてくるもの。
「何かしてあげたい」「与えたい」という自発的な感情。
だから「努力で人は愛せない」「努力では愛は生まれない」のだ。
- 恋愛ナシ婚で失敗~「相手のことが許せなくなる」
・「妥協で結婚しちゃダメ。少しでも自分の好きなタイプじゃないと続かないと思う。彼の笑った顔が可愛いだとか、彼のたくましい腕や背中が好きとか、長い指が好きとか……そんなことでいい。そんな些細な“好き”や“好ましい箇所”があればいくらケンカしても許せる。私は一度目にタイプじゃない人と結婚していろんなことが許せなくなった。男と女は外見で許せる部分って大きいものですよ」(30代女性/不動産)
・「ひとつ屋根の下にいれば好きな相手でも腹立つことがあるのに好きじゃない相手ならなおさら!頭にくることが増えるし、言い争いになる。見えなかったことがあれもこれも見えてくると、好きじゃない相手に寛容になんてなれないと思う。私はそんな“許せないこと”が蓄積されて離婚に至りました。好きじゃない男の嫌な部分を毎日見せられたら我慢できないですよ」(40代女性/保険)
――これは要約すると“全てじゃなくてもいい、相手の「ココぞ!」という好きな所があればケンカしても元に戻れる”ということだろう。
男と女は生活の中で今まで知りえなかったいろんなとこが見えてくる。相手の欠点がどんどん浮き彫りになるのが当たり前といえる。
もちろん同棲から結婚に至るカップルなら話は別だが、大抵は相手の日常生活の癖が見えた上で結婚するワケではない。
結婚してからはじめて相手の生活態度や悪しき習慣などに驚く。
結婚生活は洗濯物のたたみ方やトイレの蓋の閉め方ひとつで喧嘩になるのだ。
結婚する前は、結婚相手の素顔はなかなか見えてこない。結婚という目的を達成する前に、相手がドン引きするような“負の素顔”をさらけ出してしまうような馬鹿な人間はいないだろう。
だがこれだけは言える。
結婚生活では誰でも悪いところばかり見ていたらどんな好きな相手でも嫌になり、逆にそれほど好きな相手でなくとも良いところばかり見ていたら好きになるのだ。
減点法の結婚は悲劇しか生み出さないのである。
- 恋愛ナシ婚で失敗~「会話は連絡事項のみ!セックスレス、仮面夫婦になる」
・「私の友達は『この人なら年収も安定してるし、まいっか』で結婚したけど、今では冷え切った仮面夫婦。子供も二人いて経済的に離婚したくてもできず『ダンナ超キモい!早く死ねばいいのに……』なんて感じで愚痴ってる。私も、妥協して結婚した口で、もっかセックスレス。毎晩一緒のベッドで寝るのは地獄。『どっかで浮気してくんないかな。そしたら慰謝料とれるのに』と思っちゃう」(40代女性/専業主婦)
・「後悔してるのが“この人の子供を生みたい”と思えないということ。普通に好きで結婚してたらこんな気持ちにならなかったと思う。好きな人のDNAを残したいってゆうのは本能から芽生えるものなんだろうな」(30代女性/歯科)
――“好きじゃなくなんとなくで結婚して”……の後悔は、いろんなことにしわ寄せがくる。その不都合のひとつは夜の営みといえるだろう。
しかもやるせないのは離婚となると経済難になる不安や、子供への影響などから嫌でも別れられないこと。
ダンナをATMとして見ることでしか続けられない関係になるのだ。
顔を合わせればケンカばかりしている夫婦ならまだマシ。ケンカも立派なコミュニケーションであり、まだ相手に関心がある証拠。
しかし冷え切った仮面夫婦の会話は必要最低限、事務的なことしか伝えようとしない。
互いに協力し合うのが本来の夫婦の姿なのに相手に無関心では夫婦としての機能は果たしていない。
結婚を決める際は相手の条件にばかりとらわれるのではなく、自分が「この男性の子孫を産めると思えるかどうか」も問い正すべきかもしれない。
【「今はそれほど好きじゃない」「そのうち好きになるかも……」は誤算】
※前回の記事と(※http://w.grapps.me/love/20170608-9/)今回の記事で「幸せな結婚生活に必要なもの」を探ってきたが、大好きな人との結婚もさほど好きじゃない人との結婚も、どちらも幸せになるとも不幸になるとも保証されてはいない。
たとえ“どんな相手と結婚しようと”穏やかな気持ちで過ごしていけるならその結婚は御の字といえるだろう。
それほど好きでもない相手でも共に暮らしていくことで、信頼という絆で結ばれ愛着がわき、なくてはならない大切な存在になっていくこともある。
はたまた、うんと好きな男と結婚しても日々の忙しい暮らしの中で恋愛感情は風化し、最後には憎しみ合って別れることもある。
ただ、どんな相手を選ぼうが夫婦生活とは二人で築き、作り上げていくもの。
完璧な人間などいないからこそ、結婚は互いが“成長する修業の場”といえるのだ。
『惚れた相手と結婚するか、そこそこの相手と結婚するか?』選ぶのは自分自身。
結婚は義務ではなく“自分の意思”。……つまり幸せは自分の手の内にあるのだ。
あなたが虚しい結婚生活を過ごすことのないよう心から祈っている。
★「そのうち好きになれると思ったのに……」恋愛ナシでの結婚がうまくいかない理由~より
http://w.grapps.me/love/20170622/
2017/6/22
誘ってこない受け身男子への対策とは?「誘ってるのは私ばっかり」なんて悩みを抱えるモヤモヤ女子急増中
「なんで誘ってくれないの?誘うのは私ばっか……」
「こっちが誘えば来るってことは“脈アリ”ってことになるのかな」
「でも好きならアプローチしてくるハズだよね」
「向こうから誘われないのは諦めたほうがいいってと?」
……こんなふうに恋の悩みを抱えるモヤモヤ女子の相談をよく受けます。
今回のコラムは「誘いには応じてくれるのに何もしてこない男性」の本心を追求し執筆しました。
- 「ちゃんと言っくれないとわかんない」鈍感クンだから
・「え??女の子って好きだから誘うの?友達として誘われてるのかと思ってた。話しかけやすい、話やすい気楽な男友達ってことじゃないの?自分は女子から誘われたくらいでは意識しないですね。もちろん面と向かって好きって言われたら別だけど……」(20代・男性・広告)
・「男って意外と鈍いもんですよ。女性の言葉を深読みするとか、相手の本意を探るとかなんてしません。こと、恋愛に関しては……もう、お手上げ!だからこそ回りくどいやり方で『察してくれ』なんてムリ。コクってくれないと、女の気持ちなんてわからない。よほど女慣れしてる男は別でしょうけどね」(30代・男性・公務員)
――こっちのほうからハッキリ言わないと気づかない鈍感男子や女心分からず屋の男性は以外と多いもの。
男性は女性のようになんとなく空気を読むとか、洞察力が働かないのです。子供の頃からそれは同じことと言えるでしょう。思い出してみて。クラスで誰々が誰のことを好きだとか、あの二人は怪しいだとか、もう付き合ってるとか……そういうことにすぐに鼻が利くのは女の方。
人の気持ちを察したり、気づいたりできるのは女性特有の習性といえるでしょう。
ですから鈍感男子を何度誘っても恋愛には進展しません。そもそも彼は気づく術を持っていないのです。
直球でぶつかったほうが無駄なモヤモヤの期間はなくなるでしょう。
- 断るのが面倒だから……女性に恥をかかせたくないから……
・「よく飲みに誘ってくる職場の女性の先輩がいますが、断るのは勇気がいります。相手の立場だとか自分の置かれた状況とか、またそのあとの人間関係のことを考えるとお誘いは拒まないほうが面倒はないかなと……。ただお酒や食事には付き合うけど、さすがに手は出さないです(笑)俺に恋愛感情が芽生えたらもちろんどうなるかわからないけど」(30代・男性・損保)
・「女性に食事に誘われたらよほど嫌な子じゃない限り行きます。そういうヤツは多い。男は特別な感情を抱いてなくともそこそこの相手なら二人きりで会えます。女性の誘いを断るほうがなんか男として情けないでしょ」(30代・男性・営業)
――「恋愛感情がなきゃデートも食事も一切行かない!」などと断言している男性のほうが少ないと言えるでしょう。そもそもそこまで徹底する必要などありません。
「断るのも面倒だから取りあえず応じる」
「女性の誘いを断るのは心苦しいから拒否しない」
という消極的な理由から「こっちからは誘わなくとも誘われればいく」というスタンスなのです。
つまり男性が断らないから、デートに応じたから、といって脈アリとは限りません。
しかし、とりあえず様子を見ているということも考えられます。つまりあなたを査定中ということなのです。
彼には今はまだ“断る理由も付き合う理由もない”ということで判断できないのでいるのかもしれません。
彼の査定中にあなたと付き合うメリットをきちんとアピールしてしまいましょう。
- 俺の勘違いだったら恥ずかしいから……自分が傷付きたくないから……
・「『この子、もしかして俺に気があるの?』と思うことはあります。でも、ソレって100%の自信はない。万が一自分の“勘違い”だったら恥ずかしいし……自分から相手に言い寄って『え?私そんなつもりじゃなかったの』なんて言われたら立ち直れませんよ」(30代・男性・インフラ)
・「女性に対してだけでなく自分から人を誘って出掛けることがそもそも少ないんです。どういう店に行っていいかもわからないし、気が利くとこも知らない。もし自分から誘って迷惑だったらと考えると……誘われたほうがいいです。いろんな楽しいところを知ってる相手に任せたい」(20代・男性・製版)
・「向こうから誘ってくれるのは全然構わないけど、自分のほうから誘ってハズしたら嫌だから。もともと自分はインドアタイプで活動的な方じゃないので。流行りのデートスポットだとか女性が好きそうな場所にも疎いし……『つまんなかった』と相手に思われたくないし」(20代・男性・エンジニア)
――男性は“自分が傷つきたくないということで積極的になれない”こともあるのです。
自分の方から誘って恥をかくことだけは避けたいのです。
「誘っても迷惑だったら……」
「誘ったのに喜ばせてあげられなかったら……」
「自分から誘ったことで失敗したら……」
そう不安に感じるのは「彼女に悪く思われたくない」という気持ちの裏返し。
「傷付きたくない」ということも彼のプライド、男の可愛い見栄なのです。
そんなシャイで消極的な受け身男子ならどんどん誘い出しましょう。
「私はあなたと一緒にいると楽しい!」と好意を示し自信を持たせてあげるべきでしょう。
【受け身男子のホンネは……「どうしても」ってワケじゃない】
「あなたのことは嫌いでもないけど、大好きでもない」
「会うのはイヤじゃないけど、どうしても会いたいってワケでもない」
……つまり彼は“自分から誘うほどまでの気持ちはまだない”というのが本当のところでしょう。
彼女持ちでない限り、嫌いな女性でなければ誘われたら何度か会ってみてこの先どうするか考えるのは自然な流れです。
なので、たとえ向こうから誘ってこなくとも、あなたの誘いに応じるのであればこの先の可能性はあります。
本当にあなたの誘いが迷惑なら、誘われても何度も会うことはしないでしょう。
好意があると誤解されたら困るので二人で会うことは避けたがるはずです。
彼が会ってくれるならまだ諦める必要はありません。
「この子は自分が誘っても大丈夫だ」と確信してからでないと誘ってこない受け身男子は多いのです。
★いつもデートに誘うのは私の方! 受け身男子を好きになっちゃった時の対処法~より
https://laurier.press/i/E1497506873927
2017/6/22
未婚VS既婚~既婚女性は独身女性のこんなとこが気に食わない
- 「あんたのそういうとこが気に食わないの」既女と独女の大きな壁とは?
既女「いいよねぇ~独身って。自由で……。お金も時間もあって……」
独女「え?女ひとりで生きてくのはラクじゃないよ。そっちこそ自分が好きで結婚したんでしょ?旦那の愚痴ばっか聞かせないでよ」
――こんなふうに、昔はなんでも相談していた女友達でも“未婚既婚”というポジションの違いからミゾができてしまうことも……。
※前回のコラムでは“独女が既婚の女性にイラつくこと”について言及してみたが、今回は“既婚女性が独身女性に言ってやりたいこと”をまとめてみた。
-
アラフォー独身女性はトゲトゲしい、キツイ
・「職場の男性たちが口にするのが『アラフォー独女はキツイ』『いい年して余ってる女性は我が強い』ってこと。上司や男性相手にしょっちゅう噛み付いてる。会議やミーティングでも強い口調で平気でダメ出ししたり、自分の意見を譲らないことが多い。だから男性社員は既婚女性との方が話しやすいって言ってます。周囲が腫れ物に触るような扱いをしてるってことに気づいてないんですよ。同性の私からしても非常に扱いづらいです」(47歳女性/通信)
・「職場にいるんですよね。“私は知的で仕事がデキる女よ”って感じのアラフォー独女が……。既婚の私達と“自分は別格!”って顔して見下してるんです。またそういう独身女性ってモテる女性や素直で可愛い女子を目の敵にするじゃないですか?『男になんでもやってもらえていいね』『仕事できなくても媚び売るのはうまいのね』なんてひねくれて物を考えるし……刺々しくて声も掛けづらい」(38歳女性/営業事務)
――職場では中堅どころの独身女性の機嫌をそこねないように神経を使っていることもあるようだ。
これまでひとりで頑張ってきた独身女性に見受けられるのはこのギスギス感ではないだろうか。
社会で男と伍していくためには強くいなければならない。
しかし、仕事へのポリシーや情熱のせいでその「強さ」が裏目に出てしまうことがある。
男に対抗するために女のいい部分を消してしまうバリキャリ女性も少なくない。
職場において強い部分だけを発揮する女性は悲しいことに“腫れ物”になってしまう。
周囲は「もう少し肩の力抜けばいいのに」と思っているものだ。
女性らしい気づかいや柔らかさは忘れてはならない。
-
結婚しないその理由にイラッ
・「私に先を越されたからやっかんでるのか『私は仕事が好きなの!結婚とかぜんぜんっ興味ないの!』と猛アピールする友達のM美。結婚しないのはあたかも自分の選択だと勘違いしてるみたいだけど、本当は“結婚しない”んじゃなく“できない”ってことに早く気づいてほしい。意地悪なようだけど、今のままじゃ一生独身だと思う。現実から目を逸らしているアラフォー女は痛いだけ」(41歳女性/パート派遣)
――“あえて結婚しない”的な独身者の発言に既婚者は心の中でツッコミを入れているものだ。
「結婚しない理由を都合よく正当化してるだけじゃん」「なに?御託並べちゃって」……と。
「今、仕事が面白くって」とか「ほんと忙しくって男とか結婚どころじゃないのよね」なんてあたかも仕事一筋な言い訳も既婚者が聞けば痛いだけ。
「結婚が女の幸せとは限らない!」「結婚がすべてではない!」というような“結婚を全力で否定するような姿勢”も「結婚を一度も経験していないのに、そんなことなんで分かるの?」と思われるのが関の山。
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いつまでも若いつもり?SNSでの投稿内容に腹立つ
・「独身アラフォーの自撮り画像にイラッとします。いい年してよくあんな写真を公開できるなと思っちゃう。あと、リッチなランチやディナーだとか、男性との飲み会やらクルージングやらの写真とか……。そういう『見て見て、私、まだまだイケてます!私、モテてま~す』って類の投稿にはムカッパラ立ちますわ。私なんかそんな画像を公開するどころか、男性がいる場所に行くことも飲みに行くことすらない……」(45歳女性/専業主婦)
・「SNSに男と遊んでる写真を続けてアップしていたり、しょっちゅう贅沢旅行に出掛けてる女友だちを見ると『いい加減にしなよ』と思います。独身生活を謳歌してるのかしれないけど、遊び過ぎ、若作りし過ぎ、露出し過ぎ!!もういい大人なのに子供すぎる。見てるこっちが恥ずかしい」(40歳女性/介護)
――「自分とはまるで違う生活」……そう、充実したプラーベートライフをおくっている楽しそうな独身女性に対し自由がきかない既婚組は腹立たしさを覚えることがある。
趣味や自分の好きなことを謳歌している独女のSNSでの投稿は夫や家庭がある身ではできないことだ。
独女のキラキラ投稿にイラついたり反応してしまうのは、以前の自分ならできたハズなのに今の自分にはできないことだからこそ。
見なきゃいいのについ覗いてしまうのも「独女の日常」が気になってしまうからかもしれない。
-
未婚も既婚も、それぞれの置かれた立場で悩みの種類も苦労も違うもの
・「私が結婚する前までは仲良かった女友達に『付き合いが悪くなったね』って言われることに寂しさを感じます。私だって本当は遊びに行きたい。でも魅力的なお誘いでも、独身の頃のように簡単に出歩けない……」(38歳女性/貴金属)
――既婚者は自分のことは後回し、なにより“家族”だ。
女性が結婚したら優先順位が変わってくるのは仕方のないことである。
未婚と既婚ではそれぞれの立場や環境によって悩みの種類も苦労も違うのだ。
前回の独身女性の言い分と今回の既婚者の言い分を要約すると「互いに対しての理解がまるでない時」に憤慨している。
既婚未婚に関係なく“友達なら”やはりお互いさま精神。
それぞれの立場の違いに理解を示し、自分だけの立場を主張せず相手も尊重すること。
友達が選んだ人生を認め、自分の価値観を押し付けないように気をつけよう。
この週末は、立場の違いのせいで疎遠になってしまったあの女友達に「元気してる?」とメッセージを入れてみてはどうだろうか?
★「アラフォーの独身の友達にイラッ」既婚女性が独女に言ってやりたいこととは?~より
2017/6/14
結婚生活がうまくいくのは”一番好きな相手”よりも”ほどほどの相手”との結婚
うんと好きな人との結婚がうまくいかない訳
「好きで好きでたまらない相手と結婚できたら最高に幸せ!」という思いがあったとしても現実はそんなに甘くはない。
・「数年付き合ってる彼がいるけど、相手は全然結婚を考えてくれない。私もいい歳なのにこのまま年を重ねるのは不安……。今の彼でなく自分を受け入れてくれる相手と結婚するべきでしょうか?」
とか
・「恋愛感情を持てない相手やそれほど好きでもない相手と結婚してうまくいくのでしょうか」
というアラサー女性からの相談を受けることがある。
今回は“そこそこの相手と結婚した女性達”の声をもとにコラムをまとめてみた。
“女の幸せな結婚生活に必要なものは何か”を一緒に考えてほしい。
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うんと好きな相手の前ではくつろげない!!好きな人の前では自分を出せない!から
・「おかしいかもしれませんが、私はすごく好きになってしまうとその人の前で何もできなくなってしまうんです。
スッピンや寝起きの顔は見られたくないし、トイレにもなかなか行けないし……恥ずかしくてみっともない姿は見せられません。だから私は一番好きじゃない相手、『あなたのことはそれほど』な相手と結婚しました。背伸びせず自分らしくいられるのでラクです。トイレにも気兼ねなくいけるし(笑)素顔もみせられます。すごく好きな人と生活するなんて絶対ムリ。気楽な相手とじゃないと日々の暮らしはできません」(30代女性・販売)
・「もともとすごい恋愛体質なんでしょうね。すごく好きな相手だと四六時中その人のことが気になってしょうがなくなる。だからすごく疲れるんです。相手が今なにしてるのか、誰といるのかとか………不安になっちゃって心穏やかでいられない。だからあえて大好きな相手をハズして”ほどほどの相手”と結婚しました。多分、大好きな人と結婚してたら私嫌われてたと思います。ほどほどに好きな相手とほどほどに幸せで穏やかに暮らしてます」(30代女性・主婦)
――あなたがこれまでうんと好きになった相手とうまくいかなかったのは”好きすぎたからこそ”とも言える。
相手にいいところを見せようと気を遣い無理をする。嫌われたくないから自分のやりたいことも言いたいことも我慢してしまう。
もしくは、”好きだからこそ”相手に求めるものが大きくなってしまうこともある。
相手に過剰に期待してしまい「こうして欲しい」と自分の気持ちや価値観を相手に押し付けてしまうのだ。
このように好きであればあるほど窮屈で嫌な女になってしまうことがある。
また結婚生活では、ドキドキ感や刺激よりも精神的に心穏やかに暮らせるかどうかのほうが重要である。
だからこそ、一番手より二番手、二枚目より三枚目の男性のほうがくつろげてちょうど良いのだ。
- 愛とか恋とかでなく一番大切な人になるかどうか
・「私にはすごく好きで好きでたまらない相手がいました。でも、その人とはうまくゆかず……そんな恋の相談にのってくれてたのが今の旦那さん。はじめは男としてなんて見てなかったし異性としての魅力なんて感じてなかったけど、会ってるうちに私にとって大事な相手なのだと気づきました。男と女は色恋とかからはじまらなくとも、時間を積み重ねると大切な人になり得るのだと思います。信頼からはじまることもあるんです」(30代女性・医療事務)
・「自分から好きになった恋愛はことごとく惨敗に終わっていたので、結婚するときは男としての魅力や好みのタイプとかで選ぶのではなく責任感のある誠実な男性にした。一緒に居てトキメキなんてまったくくれない人(笑)だけど、人生を共に歩めそうな安心できる人!好きの気持ちも大切だけど、育児や家事に協力的かどうかのほうがもっと重要だと思う。パートナーとして大切な人になれるか否かですね」(40代女性・パート)
――生涯を共にするパートナー選びに必要なのは何よりも“信頼”ではないだろうか。
恋愛感情を抱かなくても“人間的に信頼できる相手”となら一緒に暮らしていくことはできる。
結婚とは互いが支え合って共同生活をするという一種の“契約”だ。共に協力し合える相手でなければ成り立たない。
“好き”という恋愛感情は時として結婚相手選びに必要なものを見落としてしまうこともある。
「恋は盲目」という言葉が示す通り恋愛中は、相手の良いところばかりみて、悪いとこは見えていない。だからこそ、「こんなはずじゃなかった……」と後悔するハメになる。
結婚してから見えなかったところがクリアになっても遅いのだ。
情熱的に好きな相手でなく、そこそこの相手ならば自分の目は曇らない。客観的に冷静な判断ができるだろう。
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結婚したらただの同居人!恋はすぐに覚める
・「私は恋愛感情がなくとも嫌悪感がなければ結婚生活はやっていけると思います。どんなに好きな相手だろうが結婚すれば、ときめきなんて消えます!恋はなくなりますし、エッチもしなくなります。私は一度目の結婚では大恋愛の上に結ばれましたが、生活のリズムが合わずケンカばかり……。最後には同じ部屋の空気を吸っていることさえ嫌になって離婚し、二度目はたいして好きじゃない相手と結婚しました。同居人としては最高の相手で平和な結婚生活を送ってます」(30代女性・美容師)
・「結婚て”好きだからするもの”って思いこんでいましたがそんなことはないです。好きで好きでたまらなかった相手と結婚してもただの同居人変わります。恋愛感情などなくてもお金があれば生活はできますが、どちらも無ければ離婚になります。
愛はなくとも生活力があるとか、尊敬できるとか、協調性があるとか……
何かあれば大丈夫ですが、なにもなければ一緒に生活する意味などありません」(40代女性・衣料)
――今どんなに好きな相手でも結婚すれば男と女から”同居人”に変わる……。
つまり「好きな相手とじゃないと結婚しちゃいけない!」「好きな相手とじゃないと幸せな結婚生活は築けない」わけではないのだ。
大好きな人と結婚したときに一番怖いのは、その「愛」がなくなったときと言えるだろう。
恋や愛だけで一緒になった場合、それを失ってしまえば何も残らない。
しかし、同居人としていい関係を築くことができれば結婚生活は継続できる。
結婚生活においては恋愛感情よりも、同居人としてストレスにならなければ納得できるのだ。
ライフスタイルが快適であれば破局には至らずに済むのである!
【幸せな結婚に恋愛感情が必要とは限らない!】
「あなたのことはそれほど……」「そんなに好きじゃない」とうほどほどの相手と一緒に暮らすのはなんら問題はない。
それは愛が変貌を遂げるものだからだ。
はじめに恋心や恋愛感情を持たなくとも結婚生活で愛は育つこともある。
“生活を共にする同士”としての愛情は徐々に浸透する。
幸せな結婚にはじめから恋愛感情が必要とは限らない……。
日々の生活から愛は変化する。
毎日の積み重ねから情は生まれる。
それが”愛着”なのではないだろうか。
★「あなたのことはそれほど……」好きじゃない人との結婚ってアリ?~幸せな結婚生活に必要なものを探る~より~
http://w.grapps.me/love/20170608-9/
2017/6/8